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Decksandrumsandrockandroll
ケミカル・ブラザーズに続くビッグ・ビートのパイオニア、プロペラヘッズによるこのデビュー作は、停滞しきったジャンルにあって新鮮さを感じさせる1枚だ。元グリッドのアレックス・ギフォードとウィル・ホワイトは、ブレイクビート・テクノとヒップホップと1960年代風のキッチュさとを独自の手法で混ぜ合わせることで、ますますパワーアップしている。
「Velvet Pants」(「あいつはいいからだをしてる/そしてヴェルヴェットのパンツをはいてるんだ」)といったトラックでは、ファット・ボーイ・スリムのように、乾き気味のダンス・シーンにユーモアを吹きこんでいる。また、「360°」ではデ・ラ・ソウルと、「You Want It Back」ではジャングル・ブラザーズと、それにトップ40ヒットとなった「History Repeating」ではあの有名なシャーリー・バッシーとコラボレーションしている。けれども本作のベストトラックは、ジェイムズ・ボンド映画『女王陛下の007』の過小評価されているサントラ曲をアレンジしたヴァージョンだ。このトラックではジョン・バリー作曲の名曲を、オリジナリティを損ねることなくリフレッシュさせている。(Ed Potton, Amazon.co.uk)
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プロペラヘッズはどこへ行った?!
ビッグ・ビートで世紀末UKを風靡したプロペラ・ヘッズの唯一のフル・アルバムです。個人的にはブレイクビート・テクノもヒップホップもそこそこ好きでしたが、彼らの60年代スパイ映画、特に007へのオマージュがツボにはまりました。当時はスパイ・ネタとか言われていました。日本でもU.F.O.やSUICIDE SPORTS CARというグループがそんなことをやっていました。この流れはありもしない架空のサントラ盤を作るなんて事にまでなっていました。
本アルバムの目玉はやはり10曲目の「女王陛下の007」ですね。原曲は007シリーズでお馴染みのジョン・バリーの作品です。やっぱりイギリスにはボンド・マニアがいるんですね。単に60年代キッチュと言うよりも、マニアの愛情を感じます。
13曲目の「スパイブレイク!」は、これもまた一世を風靡した映画「マトリックス」の銃撃戦のシーンで使われていました。ベース・ラインが印象的ですが、実は、このベース・ラインはスパイ大作戦(MISSION IMPOSSIBLE)のテーマの変奏になっています。
このアルバムをリリースした後、アメリカへ本格的に進出しようとした矢先に、コンビの片割れが重い病気にかかってしまい、その後、噂すら聞かなくなりました。セカンド・アルバムを未だに待っています。
Big Break Beats
98年リリース時にUKで一世風靡した音であるが、
Big Beatなどというカテゴリーに押し込めるよりも、
タイトルを分解した音を実践できている
デッキス(DJのターンテーブルを示す)
ドラムス(ブレイクビーツなどリズムを示す)
ロックアンドロール (見てのままである)
知的な不良を感じられる音になっている。
すでに数々のサントラに採用され、有名すぎる音では
あるが、単なるビッグビートなどという流行の音に
終わらない説得力を併せ持った緻密なプロダクションが評価できる。
このアルバムの完成度の高さそれまで、
彼らがWall of Soundからリリースしていた物と比較すると、
飛躍的な向上がみられるが、
次回のフルアルバムをリリースできる意欲があるなら
それが真価の分かれ目となるだろう。
エクセレント!!
率直に言って……これは素晴らしい!!大当たり!!のれます!!カッコイイ!!
私が2001年度に手に入れたアルバムの中でも屈指の名盤です。何たって、DISK1の一番最後のSPYBREAK!が最高に決まってますから。ベースもビートも言うことなし!!他にも疾走感溢れるBANG ON!や、メロディアスなオーケストラを大胆にも利用したON HER MAJESTY'S SECRET SERVICE、ゆっくりしたヒップホップ調のWINNING STYLEなど、ひとつの型に嵌らない自由なスタイルがこのアルバムにはあるのです。まさに熱くもなれるしクールにもなれる、ってやつかな。ビッグビートは結構聴いてるけど、ここまでフリースタイルな仕上がりのものが他にあっただろうか。それと、このアルバムのもうひとつの味は、やはり踊れるノリばかりではなく、まるで映画のワンシーンが思い浮かぶようなドラマチックな雰囲気があるってことですね。
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