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テクノの革命児久々の新作は、心地良くて清らか、聴くと元気になる1枚。『Play』で聴かれるのはブレイクビーツ、アンビエント風ミックス、ブルースやゴスペル風サンプルのカクテルであり、時代やジャンルの概念を超えて訴えかけてくる。ビートに慣れた耳にも本物だとうならせる出来。他のアーティストではまねできないようなこんなアプローチが許されるのは、モービーが敬虔(けいけん)なクリスチャンであるとともに、徹底して奇抜な音楽的発想にこだわっているからであろう。その真摯(しんし)な姿勢は、全体のビートや多様な要素を含んだアレンジの中に脈打っている。「Find My Baby」と「Natural Blues」で聴かれるソウルフルなリフや叫びは、「Bodyrock」の正統派ダンス・パーティー・チューンと「Inside」の口でとろけるようなアンビエンスの中間を、さりげない美しさで表現している。モービーはターンテーブルを駆使して、ピュアでさらに根本的な何かを見つけてしまったようだ。実際このアルバムは、テクノとは思えないほどナチュラルな響きを持ち、どんなDJよりもスピリチュアルで、実に生き生きとしている。興味のある方は、名作コンピ『Natural Blues』でサンプル元となった原曲を聴いてみると良い。エタ・ジェームスやベラ・ホール、BBキングといったブルース、ゴスペル系シンガーたちによるオリジナルを楽しめる。(Matthew Cooke, Amazon.co.uk)
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モンスター・アルバム
レーベル、批評家、リスナーのいずれにも相手にされていなかったモービーの、文字通り「起死回生」の一枚。
他の誰にも真似のできない、オリジナリティーに溢れたアルバム。
M3やM5など、シングル向きの曲も有。
テクノなのに、この温かさは何なのだろう。
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