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病態生理に基づく臨床薬理学―ハーバード大学テキスト
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薬理学はこれで決まり
薬理学に関して学生として必要なことは全て書かれています。特に脳神経学関係が説明が非常にしっかりしている。細かな薬の説明は詳しくないが、そういった細かな部分は臨床の役には立ちません。学校の薬理の試験が薬の丸暗記といった大学では不向きだが、CBT形式のところではむしろこういった概念重視の教科書で勉強した方が理解がすすむと思います。
特に素晴らしいのが鎮痛薬の薬理。国家試験ではあまり出ないが実際の入院患者ではもっともよく用いる薬のひとつです。ここまでしっかりと書かれた本はあまりないでしょう。難点は下痢止めとか消化管機能改善薬の解説がないところかな。ソセゴンやペンタジンといった弱オピオイドに関しても患者にしっかりと説明できるようになります。
症例を通じて薬理学を勉強できる。病態生理、治療効果判定、生理学をまとめて勉強ができる。そういった意味で本当に名著だと思います。薬理学=薬の暗記ではないと訴えてくれます。今までの薬理の教科書が臨床に役に立たない辞典に見える。もし学生時代に出会っていたら自分の人生は変わったと思う、それぐらいの傑作である。生理学を勉強していないと読むのが若干つらいかもしれない。でも薬理学のテスト前は無理でもベッドサイドで実習をする前に一度通読してほしいです。
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