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ヘヴィー・ウェザー

ヘヴィー・ウェザー

ヘヴィー・ウェザー

キーボードのジョー・ザヴィヌルと、サックスのウエイン・ショーターからなるグループ、ウエザー・リポート。従来、ジャズという音楽は個人のソロを中心としていた。しかし彼らは、バンド全体が生みだす「サウンド」を中心に、ジャズの概念を組み替えていった。
このアルバムはそのウエザー・リポートの代表作で、エレクトリックサウンドとアコースティック楽器の融合、また綿密に作曲された部分と即興部分の結合が見事に成功した、70年代ジャズの成果の1つとして記憶されている。また、天才ベーシストとしてジャズベースの常識を覆していった、ジャコ・パストリアスが参加していることからも、70年代ジャズシーンを象徴する代表的アルバムといえる。(後藤雅洋)

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今でも思い出す厚生年金

ラヴェルのボレロがこれでもかと開演前の開場に流されている。
いい加減待ちくたびれた時にあのエンディングでボレロが終了。突然幕が開き
演奏が始まったのはバードランドだったか、正確には思い出せないが。
一番忘れられないのはやはり「おまえのしるし」あれほど美しい弦楽器の音色は
あのとき以前も以降も聴いたことが無い。嬉しさと哀しさが入り交じるような
不思議な気持ちで泣きそうだった。もう無我夢中で何が何だったのか分からないうちに
コンサートは終わってしまった。とても短い時間に感じた。実際短いコンサートだったのかも知れないが。
当日は雨の日でジャズピアニストのK.M.さんが何故か裸足(靴を履いていなかった)で会場に来ていたことを
覚えている。
そのコンサートに一番近い内容の作品がこれ。
厚生年金の時のドラム(P.アスキンだった)がアクーニャだったらもっと良かったのに。

就職の写真

ウェザー・リポートとして最高のバランスでしょう。

この瞬間こそがウェーザー・リポートのピークであると感じますね。
アルバムが発売された当時はRTFに凝っていまして、少々ペンペン言うチョッパーに食傷気味でした。そんな折にジャコのベースを聴いて、これが私の求めていたベース音だと感激したものです。
アルバムでは確かにショーターの影が薄くなりつつありますが、私としては単なるバランスの問題で、特にショーターの出番を少なくしていると言ったころはなかったと信じております。
ブラック・マーケット、ヘビー・ウェザー、ミスター・ゴーン、8:30とずいぶん楽しませていただきました。

SLY

飽きるほど聴いたけど、やっぱりこれが一番ですね!

実は、昔からさんざん聴きすぎたせいで、しばらく遠ざかっていたアルバムです。聴く前からフルアルバム全曲が走馬灯のように蘇ってきてしまいます。特にかの有名な「バードランド」の印象は強く、つい跳ばしてしまおうかと思ってしまいます。でも跳ばしちゃだめですよね。
ジャコ、ザビヌル、ショーターの3人のバランスが一番良い時かもしれません。もしかすると、このアルバムだけかもしれません。それぞれのプレイ、コンポジションの妙が楽しめます。
どうでもいいことですが、2曲目の"A Remark you made"を「お前のしるし」と訳すのは、意訳というより誤訳でしょう。「お前の言ったこと」ぐらいの意味です。
実はこのアルバムの中では、6曲目のショーター作「パラディアム」が好きです。テーマは何気にビッグベンの鐘の音「ウェストミンスターの鐘」です。学校のチャイム「キーンコーンカーンコ〜ン」です。そこで展開されるメロディックなショーターのソロが聴きものです。珍しく熱いソロです。ショーターが切れることもあるんですね。ザビヌルとの掛け合いも秀逸です。残念ながらCDではバージョンによってこの曲の最後の部分がカットされているものがあります。気をつけましょう。
ジャコの参加でウェザー・リポートでのショーターの存在感が薄れていきますが、ジャコとショーターのプレイって何となく噛み合いませんね。
PS.カバー・アートのコラージュはザビヌルの奥さんの作品です。次作「ミスター・ゴーン」もね。

ラ・パルレ

絶頂!

いやはや、このアルバムはのっけからぶっ飛ばしてくれるアルバムで、最後まで息をつかせないという意味では聞き手の気力をも要求するアルバムであると思う。ウェザーリポートに加入し、世界の頂点を目指して爆走するジャコにとってはかなり重要な経過点であり、本当の意味で本領を発揮したアルバムと言って良いだろう。ジャコがコ・プロデューサーとしてクレジットされていることからもそのことがわかる。演奏についても、1曲目のバードランドで見せる、まるでギターを弾いているかの様な流麗でファンキーなベースソロや代表作でもあるティーンタウン、同じくジャコの曲であるハボナにいたってはザビヌルがジャコのパワーに押されてしまっているように感じる。ジャコの進化とともにウェザーリポートも進化してゆき、やがてジャズのカリスマバンドとなった。その軌跡をたどるのに相応しいアルバムだと思う。

エクスボーテ

歴史的名盤。

25年前にジャズ喫茶で「お前のしるし」を聞いたのが最初でした。
その時は特徴あるジャケットしか判らず、レコード店で探すも
見つからず、再会したのは10年後にベースに興味を持ってからでした。
やはりジャコパストリアスのベースが凄い!
特に「ハボナ」のベースソロは歴史に残る名演ではないでしょうか?
しかし彼の新たなフレーズをもう聞く事が出来ないのは残念です…

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