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Sweet revenge Tour 1994
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完成度の高いライブです。
再生YMOに続いて原田大三郎さんを起用した映像は、1曲1曲がプロモーションビデオのような完成度で、大変見事だと思います。
音楽面では、さまざまなボーカリストを起用したアルバムのライブということもありますが、ハードディスク録音のボーカルを垂れ流しにしている曲が多く、ちょっと面食らいます。そのためアレンジにいろいろな工夫をしていて、CDよりも聴き応えのある作品に仕上がっていると思います。"Love & Hate"は切迫感を持ったアレンジに生まれ変わりまるで別物ですし、"Pounding my heart"では原曲にないフレーズまで加わっています。
ボーカルは録音なのに楽器はほとんど生演奏というギャップもすごいです。教授は全曲でMIDIピアノを弾きまくりますが、ここでのプレイはポップスにおけるキーボードバッキングとしては最高峰ではないかと思います。また高野寛(「戦メリ」のイントロは彼のギターから始まります)の変態的ギタープレイや、エバートンのバイオリンとシンセが不思議に溶け合うサウンドなども興味深いです。
ライブで演奏された曲はほとんど収録されていますが、このツアーで初公開となった教授&高野の共作「夢の中で遭えるでしょう」がカットされているのが非常に残念なため☆1つ減点で。バンド形態の教授のライブ作品としては、これが最も完成度が高いと思います。
安くなったのは良い。でも
以前、売られていたものが安くなって、トールジャケットになり再発。それは、日本のDVDが海外に比べて高すぎるので、良心的です。価格は内容に比べ、安い!と断言できます。ただ、ジャケット裏のクレジット以外、リーフレット1枚入っていない!あと10年ぐらい前のビデオで、ステージが暗い事と録画機材の関係からか、画質がイマイチなのが残念です。その2点を除けば、買いでしょう。画質が良ければ星6つあげても良い位。コストパフォーマンスの点では、言う事無しです。価格設定は、他のメーカーも見習って欲しい。
もうすぐ10年
「Sweet Revenge」というアルバム自体がもつ雰囲気そのままにツアーが行われたことがよく分かりますね。歳を重ねるごとに、教授がてらいもなくそのルーツに帰ってゆく。そんな印象を個人的には持ちますが、盲目的なファンとしての立場からはウェルカム。とんがった教授を知っている身としてはちょっと寂しい。それが本音かなあ。でもここまで限りなく甘美な曲の数々は教授と共に歳を重ねていると思うと、ぐっと来ます(僕の方が全然年下ですが。念のため)。とんがった役割は後進の人にそろそろ委ねても、というか後の世代から出てこなくちゃいけないのかな、と感じた頃でした。1994年って。早いですね。もうすぐ10年経つんですね。
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