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Phrenology
「いったい骨相学(Phrenology)ってなんだ?」と思うなら、それは「ルーツを知ること」と答えるしかない。ヒップ・ポップ界で一番働き者のライヴ・バンドであるザ・ルーツは、『Things Fall Apart』がたどりついた場所から、さらにまた前進を続けている。そして、リスナーにニューヨークのラジオ局"Hot 97 FM"の外のことを考えさせようとしている。つまり、難しく考えるなと言っているのだ。
犯罪的なまでに過小評価されているラッパーであるリードMCのブラック・ソートは「Thought at Work」で、セクシーなブレイク・ビートに心震わすフロウを乗せている。さらに「Water」では、大胆にもMCのパートナーであるマリクBの薬物乱用について議論をふっかけている。また、ネリー・ファータド(「Sacrifice」)やタリブ・クウェリ(「Rhymes and Ammo」)とのコラボレーションのリリックは、CDを聴くより歌詞カードを読んだほうがわかりやすいかも知れない。けれども、「Rhymes and Ammo」でのキャッチーでアップテンポなコール&リスポンスは、このグループの熱心なファンでなくてもテンションが上がることうけあいだ。そして、本作の思いがけないプレゼントである「Complexity」での、ジル・スコットの夢のようなファルセットのリフレインは、愛のすばらしさを心に刻みつけてくれることだろう。(Dalton Higgins, Amazon.com)
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新しい音楽性、可能性に賛美
前作、「thing fall apart」で完全に成熟しきったルーツサウンドに限界を感じたのは、誰でもない彼らだったのではないか、このアルバムを通してそれが見えてくる。あくまでもヒップホップと言うジャンルを基盤に、JAZZのテイストを加えた独特なサウンドは今作で90度近い方向転換を行っているように思える。
過去の作品に並ぶ素晴らしさ以上に、今回は新しい音楽性、可能性に賛美を贈りたい。
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