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Patches/The Dynamic Clarence Carter
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サザンソウルの燻し銀
盲目のサザン・ソウル・シンガー/ギタリストである、ベテランのクラレンス・カーターです。
南部アラバマ州出身のクラレンス・カーターのことは、マッスル・ショールズで録音されたアルバム「Dynamic Clarence Carter」で知りました。
このアルバムは当時Duane Allmanがマッスル・ショールズで仕事をしていたため、「The Road Of Love」で彼のスライドギターを聞くことが出来ます。
実は私はDuaneのアンソロジーVol.1でクラレンス・カーターを知ったのでした。
今回紹介しているこのアルバムは、2IN1で2枚のアルバムを一枚のCDに収めたお買い得のものです。
最初の1から12が1970年発売の「Patches」で、13から24が1969年発売の「Dynamic Clarence Carter」として発表されたアルバムでした。
彼の太い声は黒人らしいもので歌い方もオーティス・レディング程シャウトをしないものの、自分好みの泥臭いものでその手が好きな人にはお勧めです。
彼は今も「Ichiban」というレーベルに属し現役で歌っているらしですが、アルバムは過去のベストが中心にリリースされて近年は本当の新作は殆ど出されていないみたいです。
さてこのCDの曲で目を引くのはビートルズの「Let It Be」や、ドアーズの「Light My Fire」を歌っていてなかなか時代を感じさせます。
音質に関しては内外から評価の高いRhinoがリマスターに関わっているので、かなり良いと言っていいでしょう。
クラレンス・カーターの脂が乗り切ったアトランティック時代の収録で力強い声です、バックのミュージシャンも当時の一流が参加しています。
そして収録された曲も嬉しい曲が多くサザンソウルが好きでこのアルバムを所有していない人や、これからサザンソウルを聴いてみようと思う方には是非この一枚をお奨めします。
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