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ヴォルタ
ビョークの約3年ぶりのアルバム。アルバムには彼女自身のプロデュース/作曲による全10曲が収録。LFOのマーク・ベルをはじめティンバランド、アントニー&ザ・ジョンソンズのアントニー・ヘガティー、マリのコラ奏者、トゥマニ・ジャバティ、コンゴの電気リケンベ(親指ピアノ)バンド、コノノNo.1、中国琵琶奏者のミン・シャオ・ファン、ライトニング・ボルトのBrian Chippendale、ソニック・ユースやジム・オルーク絡みで知られるChris Corsanoといったアーティストなどが参加。
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Over The Sea
昨今の報道で、ビョークさんがミュージシャンとしての才能に恵まれているだけでなく、
人の命を慈しむとても人権意識の高い、尚且つ勇気のアルアーティストだということを知りました。
これから、遅まきながらビョークさんのアルバムをコンプリートしていきたいと思います。
やっぱり良い!
最初聴いた時はちょっと不満でした。
ビョークにはどうしても期待過剰になってしまうし個人的に 「Medula」と「拘束のドローイング9」で散々笑わせてもらったので,少しインパクトに欠けるかな?って。
でも時間が経ってフラットな聴き方ができるようになってくるとやっぱり良いアルバムだと思えてきました。
聴き所は色々あるし「Earth Intruders」と「Innocence」はビョークの新たな定番曲になりそう。
ライヴ映えするアルバムだと思うので生で聴いたほうが良さがわかるかも。
来日ライヴが楽しみです☆
Radioheadにしてもそうだけど過去に凄すぎるアルバムを作ったアーティストは「水準は越えてる」程度のアルバムだと賛否両論になってしまうんですね〜,ちょっと気の毒だわ。
外に目を向けて
メダラでのレビューでも述べたがvespertineまでのビョークは自己との対話のための音楽を作っていたと思う。感情を煮詰め、吟味し、それを表現するため誠実に音を選ぶ作業に取り組み、悩みぬいた結果生まれたような音楽たちだった。しかしメダラでの変貌は、自己との対話が一段落したことを示していた。少なくとも私にはそう思えた。外へ向けた声だった。表現者であるという喜びを謳歌しているように見えた。
そうやって内から外へと目を移した彼女の新作としては今作はつじつまが合っている。人間としての根源的な感情ではなく、現代に生きる一市民としての高らかな声が鳴り響く。
今までの作品群と比べると確かに色は違うかもしれないが、私は今作をビョークの作品として歓迎する。
スタンス的には前作と同じ
前作、というのはサントラではなくメダラのことです。
メダラは
「声だけでアルバムを作る。」
という閃きから作られたアルバムでしたが、
それが3rdアルバムから続いた内省路線に
一旦ピリオドを打つことになったのではないでしょうか?
やりきった、みたいな。
今作はそんな今までの歩みを踏まえた上で、
しかし前作同様「今やりたいことをやる。」という
スタンスで作られたアルバムではなかろうかと思います。
って、ビョークさんはいつもそんな感じだと思いますが…
1曲目はビートが効いている今までに無かったタイプの曲。
テンションが上がります。
9曲目もデジタル・ハードコアって感じで、珍しい曲。
ライブなんかでやられたらさぞ盛り上がりそうな曲です。4曲目も。
2曲目は"いつもの"ビョークさんの曲です。
しかし冒頭に民族楽器セッションみたいな音が入っています。
このアルバムはそんな風にいろんな民族楽器を使った曲が多く、
またどれもビョーク流のアレンジになっています。
もしかしたら一番使われているかも知れません。
デジタル・ビートと民族楽器がこのアルバムの中心ですかね。
3曲目と10曲目は共にデュエット曲。
デュエットしている男の人はどんな人か知りませんが、
ビョークさんの友達らしいです。とても上品な声です。
10曲目は締めに相応しいし、3曲目はアルバムで一番気に入りました。
5曲目は4thに入ってそうな感じの曲。楽器の音色が美しいです。
6,8曲目もビョークらしい曲です。8曲目の歌い出し好きです。
と、具体的に感想を書いてみましたが、
トータルで言えば最高傑作でもなければ駄作でもない、
ビョークファンの人なら普通に気に入る出来のアルバムでした。
ビョークさんのボーカルにも衰えなどは一切なく、
また久しぶりにパワフルな歌が聴けたのも嬉しかったです。
ビョークファンじゃない方にも入りやすいアルバムだと思います。
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