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圧倒的なオリジナリティを誇る驚異のアイスランド人アーティスト、ビョーク。シュガーキューブスのアルバム4枚と見事なソロ・アルバム『Debut』を放った後だというのに、彼女はなおも奥深さをもっている。

「Army of Me」は凶暴で刺々しいチューンだが、この後に続く輝かしくも多彩な楽曲群と比べれば、おとなしい出来といっていいぐらいだ。トリッキー、プロデューサーのネリー・フーパー(ソウルIIソウルやU2のアルバムも担当)、ストリング・アレンジャーにして一発屋アーティストのデオダートと手を組んだビョークは、ヘリウムを吸い込んだかのような声とシュールな言葉遊びをさく裂させつつ、ガーシュウィン風ポップ(可愛らしい「It's Oh So Quiet」)、アンビエント・ダブ(「Possibly Maybe」)、そして、ありとあらゆるダンス/ポップの混合体(「Enjoy」、「Hyper-Ballad」、「I Miss You」)へと展開していく。

あまりにも荒削りだし、冒険的な試みが多すぎるので、たぶん大規模な成功を収めることは難しいだろうが、これだけユニークで、魅力的で、奇妙な親しみを感じさせるアーティストは、ちょっといない。(Jeff Bateman, Amazon.co.uk)

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バラエティ豊か

遊び心いっぱいのとてもエモーショナルなアルバム。
ネリーフーパーや、トリッキーも起用してトリップホップにもアプローチしたり It's Oh So Quietではガーシュイン風ジャズをやったりしてとにかく多彩で独特。
そしてハイパーバラッドはやっぱ最高の曲!
これ聞いてよさがわからなかったらビョークとは縁がなかったものと思っていいと思います。

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彼女は最重要人物の一人なのか?

 もしかすると彼女は文学でいうところのフォークナー・ジョイス・プルースト級の超弩級の化物かもしれない。
 近視眼的にみれば単にエキセントリックな音楽を作っているだけなのかもしれないが、じっくりと耳を澄ませばあらゆる音楽に散らばっている断片がビョーク独特の感性が触媒となり、結晶化している。ジャンルの特定は不可能。しかし、音楽であることは確実。それ以外には何も分からぬ。
 ただ、彼女から得たもので新しいジャンルを打ち立てる後進のミュージシャンが出てくるのは確実なのだろう。それが何時になるのかわからないけど。
 それはともかく、まあ、いろんな意味で凄いのは確かだ。

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