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The Best...So Far
アン・マレーは、トゥワングの要素がないために必ずしもカントリー・アーティストとは言えず、あまりにも気さくでなれなれしすぎるために代表的なポップ・シンガーとも言えない。にもかかわらず、すばらしく暖かく滑らかなその歌声のおかげで、マレーは両方のジャンルで堂々たる地位を築き、ときには、ポップス界のメインストリーム(いわゆるロックやソウルが幅を利かせるジャンル)にも進出した。たとえマレーのファンやカントリーの熱心なリスナーでなくても、1970年代のポップ・ヒット曲によって本作は価値あるベスト盤となっている。もちろん「Snowbird」も「You Needed Me」も収録されている。逆にマレーのファンであるなら、あるいはアメリカとカナダのヒットチャートでしかヒットしなかった曲をお探しなら、聞き逃していた重要な曲が本作にはめじろ押しだ。(Gavin McNett, Amazon.co.uk)
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温かさと芯の強さが光るベスト・アルバム
カナダの国民的歌姫A.マレーのベスト・アルバム。彼女に対しては"清廉"のイメージを保つため、周囲が相当気を使ったようだ。彼女が歌いたいチョット過激な曲のレコーディングに周囲が反対し、結局その曲を別なアーティストが歌いヒットして、彼女が激怒したというエピソードが幾つも残っている。私(50才)が聴き始めた頃、既に"気の良いオバさん"というイメージが定着していた。"カナダの都はるみ"という印象である。持ち味は伸びやかな歌声と、そこから生まれる温かさである。
「Snowbird」はメルヘンティックな如何にもアンらしいデビュー・ヒット曲。「You Needed Me」は、私が苦しい状況の時にあなたが私を必要としてくれる、という深刻な歌詞を温かさで包んだ傑作。「Daydream Believer」は勿論Monkeysのカバーだが、アレンジをほとんど変えていないのに、アン独特の優しさと爽やかさを加えている歌唱力は見事。
アルバム全体として、しなやかさ、温かさ、芯の強さを感じさせるアンの魅力に溢れたアルバム。
ホッとする歌声です
かつて(70年代)の“カナダの歌う恋人”のベスト盤です。
「Snowbird」、「Danny's Song」、「A Love Song」、
「Daydream Believer」、「Shadows In The Moonlight」
と僕の好きな曲がいっぱい入ってるオススメ盤です。
しかし、低音が効き過ぎたマスタリングが気になる編集盤です。
特に「Shadows In The Moonlight」などはピアノやギターの音が
ベースやドラムの音にマスキングされてしまったのか、
アナログ盤のせっかくの瑞々しさが損なわれてしまっています。
正直がっかりしました。
でも、オススメ盤です。
どなたにもおすすめ
カナダの歌姫アン・マレーの1994年のベスト盤。1969年に出て彼女にスターダムの地位をもたらした”Snowbird”から、1978年の最大ヒットで極めて美しいバラード”You Needed Me”、1979年の大ヒット“Shadows In The Moonlight”など数多くのヒット曲が20曲もぎっしり詰まっている。
私にとってのアン・マレーの最高傑作は“croonin’”(1993年)であるけれど、このアルバムは“croonin’”からの曲は1曲だけで、また当然のことながら“Country Croonin’”(2002年)からの曲は全く入っていない。どちらにも綺羅星のごとく素晴らしい曲・素晴らしい歌唱が入っているから、彼女のベスト盤を2004年に再編集するとしたらかなり内容は変わってくるだろう。あくまでもこのアルバムは10年前の”The Best So Far”(これまでのところのベスト)である。
アン・マレーをまだ知らない人にとっては最高に楽しめるCDであろうし、これまでファンだった人たちにとっても、コレクションに加える価値が充分にある。
寒い冬の夜あたためてくれる歌声
気がつくといつの間にか大人になっていて、それは悲しいことではないはずなのに生きていくのさえ辛いといがあります。
空を飛ぶスノーバード(ゆきほうじろ)に「悲しみのない世界に連れて行っておくれ」と歌うデビューヒットの「Snowbird」。
もう死んでしまおうと思った時に、あなたが私を必要としてくれたから生きていけたと歌う「You Needed Me」。
不器用にしか生きられない自分だけど、これからの人生も踊ってくれますかと尋ねるしみじみとしたワルツ曲「Could I Have This Dance」。
苦しい時期、辛い時期を越えてきた人だけにわかるやさしさにあふれた曲の数々。
あたたかいヴォーカルを聴かせてくれるアーティストはたくさんいるけど強さを秘めたアーティストはそう多くはないと思います。
寒い冬の夜をあたたかい気持ちにさせてくれる数少ないアーティストです。
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