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HERO 特別限定版(3枚組)
東京地検・城西支部に6年ぶりに戻った検事の久利生公平。そんな彼が担当することになったのは容疑者が罪を認めた傷害致死事件の裁判。ところが初公判で容疑者はあっさりと無罪を主張。容疑者の弁護士で刑事事件無罪獲得数日本一の敏腕弁護士・蒲生一臣に、次第に久利生も追い詰められていく。が、やがて久利生は、この事件が大物代議士・花岡練三郎の贈収賄事件に関連していると知り…。
木村拓哉扮する型破りな検事の久利生の闘いを描いたエンターテインメント・ドラマだ が、さすが全話視聴率30%越えした超人気ドラマの映画版だけあって、物語は面白い。涙あり笑いありの痛快作にキッチリと仕上がっている。個性豊かなキャラクターに扮した役者陣の演技も素晴らしい。しかし映画として観るとどうかと問われると「うーむ」と口ごもらずにはいられない。せっかくシネスコで撮影しているにも関わらず、なにやら画面はスカスカしているし、『それでもボクはやってない』公開後に作られたのにあまりにもあり得ないような裁判シーンが登場する。ドラマチックさを優先させたい気持ちはわかるが、せっかくストーリーや役者が良いのだからリアルな面はリアルにカッチリやってほしいもの。しかもテレビシリーズを観てない人にはかなり説明不足なシーンも多いのだ。つまりTVドラマのスペシャル版として観るのであれば最高だけど、映画的な魅力は今ひとつ欠けてしまうのだ。これで面白くなければ激怒して終わりなのだが、ヘタに面白いものだから歯がゆい。でもTVシリーズを観てきた人には絶対にオススメしたい1本だ。(横森文)
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空回り無しの作りが好印象
ドラマの映画化で見る側が一番違和感を覚えるパターンが
特別感丸出しのストーリーにした結果の「空回り」。
ドラマ上がりの大半の作品がそれに該当し見る側はガッカリしてしまう。。
本作もそのパターンだろな・・と、あまり期待せずに見たらコレは違いました。
本作はいい意味でドラマの雰囲気から逸脱していなく、いつも通りの展開を見せてくれます。そこが逆に「地に足付いた作品」という感じがして好印象。
じゃあこの作品は何がドラマと違うのか何が目玉なんだと言うと
それは
これでもか!な小ネタのオンパレードで構成されてるテンポ感。
とにかく会話と会話の僅かな間を表情や仕草やヘンテコなセリフなどが繋ぎます。
これはドラマでもそうだったのですが、映画はそのサービス精神が半端ないですね。中だるみは全く感じません。
とにかく、もの凄いスピード感がこの映画にはあります。
そして、
豪華なキャストながら松本幸四郎しかり
初登場の人物を過剰にフューチャーしない事で作品のテーマの輪郭を最後まではっきりさせてる点。と
ドラマでは一切無かった法廷シーンが映画で始めて表現されたという事。
特に法廷シーンは逆に緊張感がありそのギャップで見入ってしまいます。
鉄板とも言えるテンポ感と未開拓の法廷シーン。更にドラマからの因縁の決着。
安心感とドキドキ感と見る側が最も知りたがっていた事への回答。
必要なものがいい塩梅で盛り込まれた本作はいい映画だと思います。
作品としては良いのですが
確かにうまく出来たストーリーで面白くはありました。が、TVのレギュラードラマで獲た人気をバックにTVスペシャル版に続く伏線を持たせた劇場版を製作するTV局の商法にうまく乗せられている気がします。
さらには、花岡練三郎代議士の政界汚職と対決する次回作がいかにもありそうな演出。次はどんな形で続きを製作するのでしょうか。
さすがに、予算を少々費やして韓国スターをちょい役で出すあたりが劇場版としての目玉だったのでしょうが、ストーリー的には無くても良かったと思います。まさかとは思いますが、劇場版HERO2で彼の韓国俳優をストーリーの軸として登場させる為の前置きだったのならば大したものです。(インタビューのなかに、そんな予感を感じさせるコメントがありましたが。)
とにかく、話としては楽しめますが、よほどのファンの人かDVDコレクターで無ければ、通常版かレンタルで充分でしょう。特別版定価8,190円はちょいと高いです。
「映画」という勝手な妄想
私は「幸いにも」劇場で見ていないので、純粋に「いつものHEROを見るスタイルで」観賞できました。映画にするというのは、やっぱり格が違うという妄想があるんでしょうか?
続編を送り出す方法としては、フォーマットを変えるというのは、なるほどと頷ける部分はあります。が、映画という格にこだわってしまった人にとっては「テレビと同じ」という低い評価でしょうし、私にとっては「テレビと同じ」といううれしい気持ちもありました。
木村拓哉の演技は、もう木村拓哉のままで良いんだと思います。そして、そのキャラを支えている様々な役者達がカラーを作っているのでしょう。松たか子の鋭さとボケぶりは、特筆に値すると思います。
さて、贅沢なテレビ版として見た本作ですが、唯一残念だったところがあります。それは、最後のシーンでした。お互いの距離をお互いが近づけて・・・っていうのは、なんか唐突の様な気がしました。
お互いがもう一歩踏み出す、として描きたいのなら、もう少し二人の気持ちの葛藤を丁寧に描いても良かったと思います。雨宮の心情部分の描写はありますが、あれもちょっと説明不足のような気がしますし、久利生のほうは殆ど描かれていないのですから。
それが星1つマイナスとした部分です。
正直言って、西遊記の映画版でテレビ時代のテンポの良さが失われていて残念な気持ちを持っていましたから、このHEROのテンポは良い意味で「テレビのまま」だったので良かったと思います。
特典映像の充実度が高いです
出演者の誰かのファンでしたら、絶対通常版より特別限定版の方をお薦めします。撮影の合間の様子、インタビュー等がとても充実しており、現場の雰囲気が如何に和やかで楽しげなものだったのかが、ダイレクトに伝わって来て、普段はなかなか見る事の出来ない舞台裏を覗かせて貰ってる気になります。また、リハーサルや撮影の風景も多く収録されてるので、「HERO」という一本の映画の完成への一段階一段階を追う事も出来ます。
城西支部のオリジナルメンバーのみならず、ゲスト出演者の方々も含めて、たくさんのコメントが収録されており、それぞれの出演意図や出演した事への感想等を語ってくれているのも、見応えがあります。
主人公だからという事で、木村拓哉ばかりが映ってるのではなく、やっぱりいろんな出演者・スタッフがあっての「HERO」なんだなというのを感じられる特別版になってます。
うううん?
他の方もおっしゃってましたが、映画にするにはまだ何か一匙足りない気がしました……
イビョンホンもそんだけかよ!程度のご出演。
あと前宣伝しすぎのせいか、どれもこれもどっかで見たような映像になっちゃって…
「あーこの次はあの映像がきそうだなー」と先が読めてしまって、新鮮味に欠ける部分も多かったです。
……と、批判ばっかしてしまいましたが、城西支部メンバーの個性にもますます磨きがかかり、ファンとしてはにやにやする場面も多いです!
久利生さんの真実を追い求める姿もかっこいい!
ドラマ全話をきっちり観たHEROファンにはオススメです!
何だかんだいって買いそうです。
個人的に韓国での通訳役の方にちょっぴりときめきました。
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